「すべてはコーヒーのために。」ミカフェートはコーヒーハンター川島良彰が築いた品質基準をもとにした世界最高品質のコーヒーを追求しています。

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2017.01.06 産地

タイ/ドイトゥン・プロジェクトとは・・・

ミカフェートが技術支援する農園はいくつかありますが、そのうちタイ/ドイトゥン地区の様子をお伝えします。IMG_1620_s.jpg

約30年前まで、タイ/ミャンマー/ラオスを結ぶ三角地帯は、「ゴールデントライアングル」と呼ばれる世界的なアヘン栽培・密輸ルートでした。世界のヘロインの約半分がこのゴールデントライアングルから生まれたと言われています。
ドイトゥンプロジェクトは、アヘン栽培からの脱却、貧困、少数民族の生活保護、アヘン栽培で破壊された自然環境復活を目的と、1988年にプミポン国王の母・シーナカリン妃が発足した事業です。シーナカリン妃の考えでは、「山岳民族がアヘンを栽培するのは、伝統的ことではなく外圧を受けているから。さらに教育が無いためにこの悪循環が生まれている。」とし、アヘンに変わる作物を栽培し、職業訓練を行うことを支持してきました。また、少数民族の生活を保護するため、コーヒ、マカダミアナッツ栽培や植林では男性を雇用。紙製品/織物/陶器製品工場では女性を多く登用しました。 シーナカリン妃の方針により、山岳民族は十分な収入を得ることができアヘンからの脱却に成功しました。

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IMG_2545_s.jpgIMG_2551_s.jpg麻薬生産地を商業作物の森に変えるこのプロジェクトは、少数民族に職業訓練を通じて自立を促し、伝統文化の保全にも取り組む姿勢が評価され、2014年、事務局長のディスナダ・ディッサクン氏が「日経アジア賞」を受賞しています。

ミカフェートがプロジェクトのアドバイザーに就任したのは2014年。
ミカフェートが支援に入ってからの変化を、ドイトゥン・プロジェクト事務局のアンさんに聞いてみました。
「これまでコーヒー栽培では、国内のコーヒー事情しか見てこなかった。しかし、世界中のコーヒー事情と消費国を知っていて、そして多くのコネクションを持つ川島社長が、世界の情報を教えてくれることで、一気に視野が広がった。昔ながらのやり方を続けていた自分たちの国の課題が見えた。新しい技術を知っただけではない。働く者が希望を持ち、新しい事にチャレンジしたいと思うようになった。」さらに、「アヘン栽培は、確かに暗い過去。でもこのプロジェクトにより人々はハッピーになり安心した生活を手に入れる事が出来た。このプロジェクトを誇りに思う。」と語りました。

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カメラを片手にコーヒーハンターの活動を追っていると、コーヒー栽培が生み出すものは、決してコーヒー豆だけないことが分かります。
コーヒー栽培が始まることになった経緯や生産者の生活を知ると、「コーヒーで世界は変わる」事を身をもって感じる事が出来ます。

ミカフェートのモットーは「すべてはコーヒーのために。」。
ここには"すべてはコーヒーを愛するすべての人のために。"という想いが込められています。
ミカフェートの追う先が、最高級のコーヒー豆だけではない事を、どうか知って欲しいです。

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