世界各国3,000以上のコーヒー農園を知るミカフェートですが、その中でも「農園管理」「労働条件」「環境」の項目に沿って、ミカフェート独自の「サステイナビリティ・ゴール」を達成し、共に持続可能な開発目標に向かってコーヒー作りに取り組む農園を「ミカフェート パートナーズ」と呼んでいます。
そのミカフェート パートナーズの中でも、環境や人権に配慮しながら常に先進的な取り組みで高品質なコーヒーを生産している農園がパナマにあるコトワ農園です。コトワ農園は園内に50ヘクタールもの原生林を保護しており、険しい山間を流れる川と湧き水を活かして水力発電を行い、農園で利用しています。
そんなコトワ農園の農園主リカルド コイナー氏が、今シーズンのアジア各国で開かれたコーヒーの展示会を巡り、先日来日いたしました。
ミカフェートの中でも人気を博しておりますコトワ農園の農園主リカルド コイナー氏のインタビューをお届けいたします。


Q: コーヒー農園の運営で大切にされていることを教えてください。
重要なことは、品質、環境保全、従業員を大切にすることの3つです。
高品質のコーヒーを生産するためには、作物のケアをすることが非常に重要です。そのため、十分に施肥すること、雑草の影響を受けないようにすること、さび病やその他病気に気をつけることをいつも心がけるようにしています。また、近年の気候変動の影響による作物のケアに一層注意を払うようにしています。

Q: コーヒー作りの中で、特にこだわっていることは何でしょうか。
コーヒーを生産する上で天候はとても重要です。特に作物がよりよく成長する上で欠かせないのは、十分な日陰と施肥です。最適な品質を保つためにも、熟したもののみを収穫することも非常に大切にしています。

Q: ミカフェートの製品について...。
ホセ（José. 川島 良彰）は常に最高品質のコーヒーを探しています。彼に農園を見せた際に、朝早くから太陽があたり、最高の土壌で、ベストコンディションでコーヒーを栽培できるセクションを説明しました。そこから彼はさらにセクションを選抜しグラン クリュ カフェをはじめとする、ミカフェートのコーヒーを作り上げました。


Q: 今回、アジアの国々（※台湾、韓国、日本）を回られて感じたことはありますか。
アジアの消費者は品質について大変意識を高めており、より環境を守らなければいけないことも認識していると感じました。
また気候変動の問題についても大変関心が高く、内容についても非常によく理解していると感じました。

Q: 最後に、日本のコーヒーラバーの皆さまに一言お願いいたします！
いつもコトワ農園のコーヒーをお楽しみいただき本当にありがとうございます。
コーヒーを愛する日本の皆さまはコーヒーへのパッションが強く、私はいつも日本に来るのが大好きです。
いつか日本の皆さまにコトワ農園にも来てもらいたいです！心よりお待ちしています！