Sustainability

コーヒーで世界を変えるミカフェートの挑戦
世界中で飲まれ、その土地ごとに独自の文化を広げてきたコーヒー。関わる人の数は、世界最大の産業のひとつです。
コーヒー産業が変われば、世界の社会や環境問題の解決にも繋がります。だからこそ、コーヒーで世界を変えることもできるのです。
ミカフェートは、自然環境と人権を守りながらおいしいコーヒー作りに励む生産者と直接取り引きし、
生産国と消費国の架け橋となり、コーヒーを通じた持続可能な社会づくりに取り組んでいます。

コーヒーハンター
José. 川島 良彰
Interview

コーヒーとサステイナビリティ
「コーヒーで世界を変える」
コーヒーは生産者だけでも世界で2,500万世帯を超えると言われる世界最大規模の産業の一つです。また、加工を前提とする農作物なので、大量の水や資源を使い、生産国と消費国でさらに大勢の人が生産工程に関わります。このため、コーヒー業界をサステイナブルにする影響の大きさは、底知れません。そこには、主に熱帯地方の途上国が生産し、先進国が消費するという世界の格差問題もあります。つまり、コーヒーは本業を通じて新しい価値の創造(Creating Shared Value, CSV)が達成できるのです。そこで、生産者と協働して品質を高め、国際相場にとらわれず品質に対し対価を生産者に払うダイレクトトレードで新しいビジネスモデルと市場を作り、コーヒーで世界を変えようと起業しました。

MI CAFETO
PRODUCER
PARTNERS

生産国
世界各国3,000の農園を知るMI CAFETO。その中で、MI CAFETOの想いに賛同頂き、コーヒーでサステイナブルな世界をともに目指す生産国のプロジェクトやパートナーをご紹介します。

MI CAFETO
ALLIANCE
PARTNERS

企業 / 団体
ミカフェートの「コーヒーで世界を変える」思いに賛同し、サステイナビリティを軸に日本で生まれたパートナーシップ。より多様な取り組みへと、その輪が拡がっています。

CSVプロジェクト

ミカフェートは、タイ王国メーファールアン財団が手掛けるドイトゥン開発プロジェクトへの技術指導、ルワンダでのJICAプロジェクト支援、コロンビアで地域の障がい者の方々が働くフェダール農園への支援を行っています。社会環境に配慮したコーヒー栽培や農園管理の指導を行うことで、その国が抱える社会問題(麻薬栽培、失業、貧困など)を解決しつつ品質を高め、さらに日本でそのコーヒーを消費する市場を生み出し、サステイナブルな関係を構築することを目指しています。

コーヒーと気候変動

世界各国の「ミカフェート パートナー農園」は、気候変動による様々な問題に直面しています。
「皆さんに美味しいコーヒーを届け続けながら、農園をまもっていきたい。」
そんな生産者の想いに応えるために、ミカフェートはパートナー農園の気候変動への適応支援を始めています。

ミカフェートのサステイナビリティ・ゴール

「2020年までに個々の農園から調達するコーヒー豆の100% を、ミカフェートのサステイナブル・ガイドラインに沿って確実に調達し、販売します」
サステナブル・コーヒー・チャレンジ(SCC)に提出した誓約を達成するために、ミカフェートは、個々の農家が自ら目標を設定し、ミカフェートと年ごとに進捗を共有する「サステイナビリティ・ゴール」を作成しました。ミカフェートがシングル・エステート・コーヒーとして販売する全銘柄の農園が、「農園管理」「労働条件」「環境」の大項目のもと、それぞれ異なるゴールを定め、ミカフェートとともに取り組んでいます。

サステナブル・コーヒー・チャレンジ

SUSTAINABLE COFFEE CHAJJENGE
ミカフェートは、持続可能な開発に取り組む国際NGO、コンサベーション・インターナショナル(※1)が立ち上げた「サステナブル・コーヒー・チャレンジ(SCC)※2」に、2016年11月30日(水)、日本企業として初めて(※3)誓約を提出いたしました。環境・人権問題の解決、そしてコーヒー供給の維持を目的とするSCCに参加し、ミカフェートがかつてより取り組んできたサステナブルな活動を、具体的な目標に沿って定期的に報告し、より透明性の高い企業として運営して参ります。

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※1 コンサベーション・インターナショナル(CI)は、科学的で具体的な目標を掲げて次世代に豊かな自然を引き継ぎ、持続可能な社会の実現を目的に設立された国際環境NGOです。
※2 ミカフェートが誓約を発表した「サステナブル・コーヒー・チャレンジ(SCC)」は、CIが管理を行い、各団体が環境・人権問題に対して目標とする具体的な数値、期間を意思表示し、定期的に報告する事を約束するものです。
※3 ミカフェートは、以前より環境、社会問題解決に取り組んできました。改めてSCCへ目標値と共に誓約を発表することで、企業としての透明性を高め、さらに他の参加組織の行動や計画の指針となり、結果的に生産者の生活保護、環境問題の解決、コーヒー供給の維持に貢献することを目指しています。

ミカフェートの誓約

「2020年までに個々の農園から調達するコーヒー豆の100%を、ミカフェートのサステイナブル・ガイドラインに沿って確実に調達し、販売する。」
“ミカフェートは、コーヒー産業が変われば、世界の社会や環境問題の解決に繋がると信じています。私たちは、生産国と消費国の架け橋となり、コーヒーを通じた持続可能な社会づくりに取り組んでいます。生産国では、明確な品質基準に基づくコーヒー生産支援を行い、様々なグレードのコーヒーに正当な対価を支払い、消費国では、多様なコーヒーの違いを納得して楽しんでいただけるよう、新たな市場を作り出しています。このために、私たちは世界中の農園を直接訪れて農家と環境を守るコーヒー生産指導を行い、ダイレクトトレーディングを実践し、生産者のストーリーと共にコーヒーをとどけています。日本企業として初めてサステナブル・コーヒー・チャレンジに参加し、世界中の同じ思いを持つパートナーと志を共有できることを、大変光栄に思います”
代表取締役社長 José. 川島 良彰