ジュニパー ピーク農園

環境と人権を守り高品質なブルーマウンテンコーヒーを生産する農園では、原生林と野生生物を保護し、農園中に狩猟禁止の看板を立て、外部から訪れる人々にも自然保護を呼びかけています。川からの取水量を抑えるために、雨水を貯めるタンクを備え、灌漑に水が必要な時は一滴の水も無駄にしないよう、水量を厳重にモニタリングしています。精選後のコーヒーの果肉はコンポストで堆肥となり、3年間で10,000本ものコーヒーの苗を育成したほか、周辺の小農家にイチゴの苗と堆肥をセットで配布し、コーヒーだけの単一作物に頼らない経営を指導しています。また生産農家の苗床にも堆肥を提供し、資源の循環利用の輪を拡大しました。
年齢に関わらず、農園で働く人々が教育を受ける機会を奨励しており、学校に通う意思を表明した労働者には休暇を与えた上で、学費の支援をしています。また、スラム地域にある選別工場ではスラムの人々を積極的に雇用し、就労機会とスキルに応じた昇級システムを取り入れ、人々が自らの努力で暮らしを向上させることができる機会を提供しています。