How To Drip
おいしいアイスコーヒーの淹れ方

アイスコーヒーは、基本的な手順はホットコーヒーの淹れ方と同じですが、計量や引き具合、ドリップ、最後に冷やす工程が異なります。

1.抽出器具の準備

  • コーヒー豆
  • 適量の氷
  • コーヒーミル
  • ドリッパー
  • フィルター
  • サーバー(抽出するものとは別にもう一つ用意できると良い)
  • コーヒーポット
  • 温度計
  • スケール
  • 微粉取り
  • 抽出後にドリッパーを受けるもの(グラス等)
  • ドリップスタンド
  • グラス(必要数)

※抽出器具をお持ちでない場合は、こちらからご購入いただけます



2.計量

コーヒー豆は、焙煎度はもちろんのこと、品質によっても密度が異なります。そのため、計量の際はスケールを使って重さではかるのがポイントです。
ミカフェートおすすめのレシピ
1杯分:豆25g - 抽出量120ml - できあがり200ml
2杯分:豆39g - 抽出量240ml - できあがり400ml
3杯分:豆48g - 抽出量360ml - できあがり600ml



3.コーヒー豆を挽く

挽き具合は細~中挽きがおすすめです。粗さにバラつきの出にくいミルを使用しましょう。



4.微粉を取り除く

目の細かい茶こしなどを使って粉に含まれる微粉を取り除くと、よりクリアな味になります。



5.お湯を沸かし、ドリップポットで温度を調節する

抽出するお湯の温度が高いと苦味が強く出やすいため、沸騰させたお湯を85〜90℃まで下げます。
ミカフェートのおすすめは87℃です。沸騰したお湯を一度サーバーに注いでからドリップポットに移すと90℃前後まで下がります。
お湯の量は、抽出の途中で足りなくならないように多めに用意してください。



6.お湯を注ぐ

挽いた粉をフィルターに入れてドリッパーにセットし、軽く揺すって平らにならします。
やさしくお湯を置くイメージで、粉の中心から円を描くようにお湯を注ぎます。



7.蒸らし

全体が湿る程度にお湯を注いだら、一度止めて約30秒蒸らします。
お湯が全体に行き渡ると、コーヒー豆に含まれていたガスが外に出る影響で粉全体がふっくらと、チョコレートマフィンのように膨らみます。この膨らみが鮮度の証です。



8.再びお湯を注ぐ

蒸らしが終わったら、再び中心からお湯を注いでいきます。
描く円の大きさを少しずつ大きくしたり小さくしたりしながら、フィルターと接している縁の粉には直接お湯をかけないようにしながら注ぎます。
ドーナッツの穴にお湯を注ぐイメージです。 お湯を注ぐ位置は高くせず、粉に近い位置で注ぐのがおすすめです。
湯面の高さを一定に保つように速さを調整しながら、スケールで抽出量を確認しつつ、淹れたい量になるまで注ぎ続けます。
ホットよりもゆっくりと注いでください。



9.ドリッパーを外す

淹れたい量が抽出できたら、ドリッパーにお湯が残ったままの状態で外します。
注ぐお湯の量ではなく、抽出したコーヒーの量をはかることが大切です。



10.氷を入れたサーバーに注ぐ

氷を入れたサーバーを別に用意しておき、抽出した熱いコーヒーを一気に注ぎ入れ、かき混ぜて急冷します。急冷することで香り高いおいしいアイスコーヒーになります。
氷の量は、コーヒーが冷たくなった時に溶け切らずに少し残っているくらいが適量です。



11. グラスに注ぐ

新しい氷を入れたグラスに冷たいコーヒーを注ぎます。



12. 完了

出来上がりです。

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