ブルーマウンテン ジュニパー ピーク農園

ジャマイカ
ブルーマウンテン ジュニパー ピーク農園

甘さとボディが素晴らしい味わいで、「カリブの宝石」と呼ばれたかつてのブルーマウンテンコーヒーそのもの。

【風味の傾向】
マカダミアナッツの甘い風味が特徴。グレープフルーツのようなジューシーな酸味が広がり、香ばしい余韻が残ります。一口の中で風味の変化が楽しめます。
生豆生産国:ジャマイカ
生豆産地:ブルーマウンテン(セント アンドリュー県 キャサリンピーク)
農園:ジュニパー ピーク
セクション:プロット4
農園主:リチャード シャープ、ジェイソン シャープ
標高:1,370m
栽培品種:アラビカ種 ティピカ
サイズ:スクリーン 18
原料豆輸送:航空輸送

味、香りの特徴

2016年度

マカダミアナッツの甘い風味が特徴。グレープフルーツのようなジューシーな酸味が広がり、香ばしい余韻が残る。一口の中で風味の変化が楽しめる。

2017年度

デーツやキャラメルの甘く濃厚な風味。ジャムのような凝縮感。余韻に旨みが残る。

2018年度

干し柿やドライフィグの凝縮した風味。デザートワインのような甘くまろやかな質感。天空の山脈の緑に映える真っ赤な果実を容易に想像させる味わい。

2019年度

りんごやあんずのようなフルーティーさと、黄な粉のような香ばしさが同居する、多様性に満ちたアロマ。奥底からジワリと迫りくる明るい味わいは、熟れた真夏のトマトやシトラス系フルーツのよう。ジンジャーのようなピリッとしたアクセントが後味を均整に引き締める。

2020年度

舌で感じる甘みは端麗で上品。鼻に抜ける甘みはまろやかで長い。一つ一つはシンプルだが洗練された味の集合体であり、オーケストラのような構成美。出汁にも通ずるうまみにも似た感覚はブルーマウンテン山脈の土壌で育ったティピカならでは。

特級畑で育ったRESERVAシリーズ

Grand Cru Caféは、栽培から収穫、精選加工、乾燥、選別、出荷、輸送方法、生豆の保管方法、焙煎、包装まで、全工程に厳しい規格を求め、一切の妥協を排して最高の品質を追求したブランドです。プロット4は、シャープ兄弟の経営するジュニパー ピーク農園の中をくまなく歩き回って峻別したGrand Cru Caféのための特級畑です。しかし、その畑で収穫されたコーヒー豆がすべてGrand Cru Caféになれるわけではありません。収穫も、通常は3ヶ月間ある収穫期の中で、コーヒー豆が最高密度に達する時期のみに行います。ミューシレージ除去、天日乾燥の後にはスクリーンサイズと比重により選別されます。ブルーマウンテンには、品質によってNo.1〜No.3まで3等級あります。80年代のブルーマウンテンNo.1はスクリーン19以上でしたが、生産量を増やすために、現在では17以上に変わってしまいました。Grand Cru Caféはスクリーン19とはじめから心に決めていました。スクリーン17、18、19と用意してもらったカップテイストで、やはりスクリーン19のカップは突出して素晴らしく、思わず口元が緩んでしまうほどでした。しかし、Plot4で育ったこのコーヒーは、スクリーン18のカップも甘さとボディが素晴らしい味わいで、「カリブの宝石」と呼ばれたかつてのブルーマウンテンコーヒーそのものでした。ですが、Grand Cru Caféにはできません。そこで、スクリーン18をRESERVAシリーズとして販売することにしました。
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