カルメン農園 ナチュラル

パナマ
カルメン農園 ナチュラル

一級畑の恩恵を受けてミューシレージをたっぷり蓄えた完熟豆だけを使用。素晴らしいアロマと濃厚な甘みが際立つ極上のナチュラル製法のコーヒー。

【風味の傾向】
ハチミツの濃厚な風味の中に、巨峰、煮詰めたリンゴ、シナモン、クローバー、白ごま、スペアミントの香りがあらわれる。きな粉やブラウンシュガーの余韻。濃厚な甘さの中に様々な香りがきらめく。
生豆生産国:パナマ
生豆産地:チリキ県 ボルカン地方
農園:カルメン
セクション:エレデーロ デ ファミリア
農園主:カルロス アギレラ フランセスチ
標高:1,800m
栽培品種:アラビカ種 カトゥーラ
サイズ:スクリーン 16~18
原料豆輸送:航空輸送

味、香りの特徴

2017年度

ハチミツの濃厚な風味の中に、巨峰、煮詰めたリンゴ、シナモン、クローバー、白ごま、スペアミントの香りがあらわれる。きな粉やブラウンシュガーの余韻。濃厚な甘さの中に様々な香りがきらめく。

2019年度

チェリーやベリーのような、小さくぷっくりとしたキュートな香りにはじまり、透明感があり、丸みをもった甘味が舌の上を優雅に滑る。冷めるほどにアルコール感が強まるアフターには、心地よい倦怠感を伴う。

太陽からの恵みをこめて

カルメン農園の開園は1950年。当時弁護士をしていたエフライン フランセスチ氏は、中央アメリカで最も高い火山のひとつであるバルー火山の北斜面に位置するボルカン村で、長年の夢を叶え「カルメン農園」を開園しました。
カルメン農園の中でも特に環境に恵まれた一級畑「エレデーロ デ ファミリア」で育ったカトゥーラ種は、既にミカフェートから紹介されており、多くの日本のコーヒーファンを魅了してきました。
この「エレデーロ デ ファミリア」で収穫された完熟豆は、パナマの伝統的な精選方法である水洗式で処理されていますが、研究熱心な農園主カルロス アギレラは、果皮と果肉が付いたまま乾燥させる精選方法『ナチュラル』に挑戦すると言い出しました。
この製法の難しさは、注意を怠ると実にカビが生えたり、発酵臭がついてしまうことです。数日天日で乾かした後、乾燥機に入れて強制的に乾燥させればこのリスクは減りますが、本来のナチュラル風味が出てきません。また、おいしいナチュラルを作る秘訣は、豆の周囲に付着したミューシレージ(甘い粘質)の量です。寒暖差が大きい畑で成長したチェリーを、完熟まで樹で熟成させると、甘いミューシレージが豊富なチェリーができあがります。
今回挑戦したナチュラルも、一級畑の恩恵を受けてミューシレージをたっぷり蓄えた完熟豆だけを使用し、太陽の下で日に何度も反転させながら丁寧に乾燥させて完成させました。素晴らしいアロマと濃厚な甘みが際立つ極上のナチュラル製法のコーヒーです。
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