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エル サルバドル

セルバ ネグラ農園 エスコンディード ナチュラル

スペイン語で“隠された”という意味の名を持つ畑「エスコンディード」で作られた特別なコーヒー。

【風味の傾向】
上質なシトラスの特性を持ちながら、渋みすらも心地よく感じさせる、甘味の強い酸。舌を覆う、量感のあるボディ。とろけるようなマウスフィールは、ビロードに包まれた赤子のような安らぎに満ち溢れる。
生豆生産国:エル サルバドル
生豆産地:サンタ アナ
農園:セルバ ネグラ
セクション:エスコンディード
農園主:フローレンス・ヒル・マティス
標高:1,750m
栽培品種:アラビカ種ケニア(呼称)
サイズ:スクリーン17~19

セルバ ネグラ農園について

コーヒー生産の盛んなエル サルバドルの中でも、グアテマラ国境に近いサンタ・アナ地方は火山灰性の土壌から上質の酸味を持ったバランスの良いコーヒーを産出する。
何代にも渡りコーヒー作りに携わってきた名家マティス一族が守るセルバ ネグラ農園には、未知のコーヒーが残されていた。ケニアと呼ばれるその豆は、1960年代にアフリカを訪問したサルバドル人が野生種を持ち帰ったのが起源と言われる。エル サルバドルでも一部の地域だけで僅かに栽培されたが、現在はほとんど残っていない。アフリカのどこから来たのか、何故ケニアと呼ばれたのか、今となっては誰も知らない。
農園の管理人さえ気に留めなかったこの品種を川島良彰が見出したが、農園主ロベルト・マティス・レガラードの品質への理解と志なくして日本に届くことはなかった。

レセルバ ケニアを凌いだ特別な畑

セルバ ネグラ農園のGrand Cru Caféは、そのワイルドながらも繊細な味から2008年の発売以来多くの熱烈なファンから支持されてきました。この栽培種ケニアは、不思議なコーヒーです。生産量が低いので、農園主から見放され管理も不十分な状態に置かれ、抜かれてしまう直前に僕が出会い、説得して延命し日本に紹介されました。その後肥料を施し剪定も行い、日陰樹のコントロールも欠かさず行った結果、年を追うごとに味が変化していきました。初めて飲んだ時、孤高の美しい狼を連想させ、とってもワイルドで独特の力強さを感じました。そしてそれを残しながら、複雑な繊細さを兼ね備えるようになったのが、ミカフェートのトップブランド「Grand Cru Café」ラインに属するレセルバ ケニアです。


2013年、セルバ ネグラ農園内の手付かずだった地区を開発し、この樹から取った種子で新たな畑を作りました。それが、このケニア エスコンディードです。エスコンディードとは、スペイン語で『隠された』とか『隠れた』という意味があります。標高1,700メートルのレセルバ ケニアの畑の山手に森があり、そこを抜けて行くと突然ぽっかりとケニアの畑が姿を現します。この1,773メートルの畑は、まさしく隠された畑です。サンタアナ火山のスロープの高地ですが、この森が防風林となりコーヒー樹を守ってくれます。畑の真ん中に立つと、自分の身体が自然と一体になったような錯覚を覚え、いつまでもそこに佇んでいたくなります。

2016年ようやくこの畑のコーヒーの収穫が始まり、まずは伝統製法であるウォッシュトで精選したところ、驚いたことにレセルバ ケニアを凌ぐコーヒーができ、グラン クリュ カフェ リミテッドの称号を与えました。2019年からは満を持してナチュラルで生成したコーヒーをお届けします。
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