2013年、セルバ ネグラ農園内の手付かずだった地区を開発し、この樹から取った種子で新たな畑を作りました。それが、このケニア エスコンディードです。エスコンディードとは、スペイン語で『隠された』とか『隠れた』という意味があります。標高1,700メートルのレセルバ ケニアの畑の山手に森があり、そこを抜けて行くと突然ぽっかりとケニアの畑が姿を現します。この1,773メートルの畑は、まさしく隠された畑です。サンタアナ火山のスロープの高地ですが、この森が防風林となりコーヒー樹を守ってくれます。畑の真ん中に立つと、自分の身体が自然と一体になったような錯覚を覚え、いつまでもそこに佇んでいたくなります。
2016年からようやくこの畑のコーヒーの収穫が始まりました。驚いたのは、レセルバ ケニアを凌ぐコーヒーができたことです。そこでこのコーヒーは、グラン クリュ カフェ リミテッドの称号を与えました。是非お楽しみ下さい。