ルワンダ 技術支援(JICA)

アフリカの中央に位置するルワンダ。
1994年に、100日間で約100万人もの命が奪われたジェノサイド(集団虐殺)が記憶に残りますが、2000年以降は見事な経済成長を遂げ、その復活は「ルワンダの奇跡」と呼ばれています。
2013年、José. 川島 良彰は「独立行政法人 国際協力機構(JICA)客員専門員」に就任し、ルワンダのコーヒー事情を調査。その結果、栽培環境に恵まれているにもかかわらず、栽培技術や加工方法が国際市場で通用するレベルにはないことが大きな課題である事が浮き彫りになりました。また、ルワンダのコーヒー産業の大部分を支える小農家の生産者に、栽培技術と品質の重要性を理解してもらう必要がありました。この課題を払拭すべく、José. 川島 良彰は定期的にルワンダを訪れ、サプライチェーン関係者向けにマーケティングや生産方法について講義を行っています。また、現地に派遣される青年海外協力隊員に、自ら栽培技術の講義や農家での実技指導を行い、指導を受けた隊員が現地で継続的に支援を行う仕組みを構築しています。
2017年、José. 川島 良彰は「JICA コーヒー分野にかかる課題別支援委員会 委員長」に就任。"涙のコーヒーではなく、ルワンダからおいしいコーヒーを"。ミカフェートはこの言葉を胸に、これからも生産者とともに社会環境に配慮したコーヒー生産と、品質の向上に取り組んでいきます。