ビジャ リカ農園

起伏の激しい山岳地帯にある家族3人で経営する小規模農家です。自分の敷地の限界と可能性を知り尽くし、高地で日光のあたる場所にコーヒーを植え、原生林を守り、緩衝地域にはせっせとユーカリを植樹し整備しています。農園と彼の生き様は、まるで日本の伝統的な里山の風景と生活のようです。2019年には地元の自然保護団体の協力を得て、農園で確認されるすべての生物種リストを作成しました。その結果、農園を訪れる齧歯類のパカと高木の一種を保全することの重要性がわかり、収穫期に来る労働者や近隣コミュニティへの環境教育も実施しました。
農園に小さなダイニングルームを新設し、労働者も自由に使えるようにしました。