ベジャビスタ農園

自然と共生する農園を持つことが夢だった夫婦が、様々な努力をして理想に近づけた農園です。農園内の原生林と水源地を保護し、シェイドツリーを増やし、生物多様性の保全に力を入れています。今ではその自然の豊かさは地元のカウカ大学の調査の対象に選ばれるほどで、農園を訪れる数多くの鳥や蝶に加え、すべての樹木が調査され、農園の食堂に生物種のポスターを貼って労働者とともに自然保護に取り組んでいます。農園主であるご主人が急逝したあと女性農園主となったアルマは、女性であるがゆえの数々の困難を乗り越え、労働者の暮らしに実に細やかな気配りをしています。ミカフェートの指定区画では、品質を高めるために完熟豆を収穫するインセンティブを取り入れる工夫をしています。2020年には徹底した新型コロナウイルス予防対策により収穫を無事にやり遂げ、その取り組みがモデル農園として選ばれ、コロンビア国内に広く伝えられました。


ミカフェートの指定区画では、品質を高めるために、完熟豆を収穫する給料上のインセンティブを取り入れる工夫をしています。