タイ王国ドイトゥン開発プロジェクト

タイの王室系財団法人メーファールアンが実施するドイトゥン王室プロジェクト。
ドイトゥン地区は、チェンライ県のミャンマーと国境を接するゴールデン・トライアングル地域に位置し、地域の人々は長年麻薬(アヘン)栽培で生計を立ててきました。
メーファールアン財団は、貧困に根ざした悪循環(知識の欠如、麻薬栽培、売春、エイズ蔓延)からの脱却を目指し、麻薬栽培からコーヒー栽培への転作を支援するプロジェクトを立ち上げました。
2014年、ミカフェート代表José. 川島 良彰は、同プロジェクトの"コーヒーアドバイザー"に任命されました。以後、定期的に現地に向かい、ドイトゥン地区のコーヒーが東アジアを代表する品質と認められるよう技術指導しています。
現在、このコーヒーは、東京大学のオフィシャルコーヒーとして販売されているほか、ベルシステム24ホールディングスが取り組む「多様性プロジェクト」の一環で、障がい者の方が運営する本社オフィスラウンジのカフェで使用され、多くの反響を得ています。また同活動について、川島が共同座長を務める東京大学の研究室「コーヒーサロン」にて定期的に報告しています。
ドイトゥンコーヒー農園の風景
ドイトゥンコーヒー農園