一般的に、日本に届いた生豆は麻袋に入れたまま温度管理されずに常温で保管されます。しかし、ミカフェートのコーヒー豆は、品質の劣化を防ぐために、日本に入港すると即座に小分けして脱酸素状態にし、焙煎する直前まで年間を通して18°Cで定温管理するという、世界初となる独自の保管方法を採用しています。生豆は生きていますから、脱酸素状態で定温管理することが鮮度保持に重要な要素になります。この保管方法によって、品質の劣化を防いで長期保存、熟成させることが可能になりました。コーヒー豆は、ニュークロップ(収穫して1年以内の豆)がおいしいとされています。豆の新鮮な味わいを楽しめることが理由ですが、ミカフェートはそれに加え、新しい楽しみ方をご提案します。2008年より独自の方法で保管されてきた生豆は、熟成されることで味に『うまみ』が加わっています。その過程を楽しむこと、そして同一銘柄の年度別の味わいを飲み比べること。独自の保管方法により実現した新しいコーヒーの楽しみ方です。