おいしいコーヒー、最高級・最高品質の厳選されたコーヒー豆を追求する株式会社Mi Cafeto(ミ・カフェート)の商品一覧

「全てはコーヒーのために」Grand Cru Cafe

「知られざる価値を求めて」COFFEE HUNTERS

トピックス - Mi Cafetoの珈琲を体験したお客様の声 -

Grand Cru CafeとCOFFEE HUNTERSを味わっていただいたお客様からの声をご紹介いたします。

W.K 様


以前 Grand Cru Cafeを購入した者です。
メールマガジンでアイスコーヒーの発売を知り、Cafe Frio、さっそく飲ませていただきました。

Grand Cru Cafeとまたひと味違う “ スッキリ感 ” があったので本当にビックリしています。

川島さんのコーヒーは、どれも雑味というか、エグみというものが全くないですよね。
アイスコーヒーでもそれを実現してしまうのには脱帽です。
本当にビックリする爽やかさというか、夏にぴったりというか。
何杯でも飲めてしまいます。

考えてみれば、美味しい豆でいれたアイスコーヒーが美味しくないわけがないですよね。

よく、「欠点豆は風味を落とす」とか「コーヒー豆は鮮度が命」という言葉を耳にしますが、それを痛感いたしました。

今まで、コーヒーが嫌い、砂糖やミルクを入れれば飲める、etc...
コーヒーを飲むことに抵抗を感じている人が「これは飲める」といって、目の前でGrand Cru Cafeを美味しそうに飲んでいる光景を何度も目にしています。

今度はCafe Frioをアイスコーヒーが苦手な人に飲んでもらおうと思っています。

僕が初めて川島さんのことを知ったのはWOWOWのドキュメンタリー「QUEST 探求者たち」を見たときです。

高校卒業後にエルサルバドルに留学?!
コーヒー豆 100gが5700円?!
シャンパンボトル?!
農園主もビックリするくらいの香りってなに?! しかも栽培法、指導してるし!?

コーヒーファンには刺激の強すぎるドキュメンタリーで、その日以来、コーヒーを飲むたびに「Grand Cru Cafeってどんな味なんだろう...」
が何度も頭をよぎります。想いは募るいっぽうでした。
しかし、僕がGrand Cru Cafeを体験するのは半年後のことでした。

最高品質には違いないけど、味の好みって人それぞれ。本当に美味しいの...?
たかがコーヒー、されどコーヒー。もしも自宅で淹れたコーヒーと大差なかったら...?
そもそも自分に味の違いがわかるのか...?
せっかく買ったのに、ちゃんと抽出できなかったらどうしよう!?
購入を躊躇する理由ならいくらでもあったからです。

が、いろいろな事情が重なり、ついに体験してしまったのです!
結果は、全ての心配が杞憂に終り、素直に最高に美味しいコーヒーでした(笑)
ウマいコーヒーをひたすらに追求する男がいて、しかもそれが日本人だということ。
ちょっとPCをいじるだけで、最高品質のコーヒーに手が届くということ。
日本にいて、コーヒーが大好きなら、この贅沢な環境を享受しない手はありません。


小松 瞳 様


はじめまして。
5月にサン・セバスティアン農園の珈琲&ピンクブルボンを注文させていただきました小松瞳と申します。

感動をどうしてもお伝えしたく、メールを送らせていただきました。
突然のメール、お許しいただけたら幸いです。

珈琲は大好きで、毎日のように飲んでいましたが、こんなにも感動した珈琲は初めてでした。
サン・セバスティアン農園の珈琲。コルクを開けた瞬間に広がったアロマ。感激で、今でも香りの記憶がよみがえってきます。
味わいも酸味の後にふと残る甘み。
上手に表現できないのが申し訳ないのですが、幸せをいっぱい感じ、とても癒される珈琲でした。

ピンクブルボンもとても美味しくいただきました。
飲んだ後に広がる甘みが日本酒のようで、一口一口、大切にいただきたくなる味わいでした。

私は現在、インドネシアに駐在しております。
インドネシアもコーヒー豆の産地ですが、こだわりを持ったカフェが少なく、とても残念に感じています。
新鮮な珈琲豆を手に入れることができるお店も非常に少ないのですが、それでも国内でとれる珈琲豆を丁寧にミルで挽いて、丁寧に淹れることを心がけながら家でコーヒー時間を楽しんでいます。

グランクリュカフェの感動が忘れられず、あ〜また味わいたいと心から思いますが、豆を手に入れるのは一時帰国時の楽しみとなりそうです。

こんなにも幸せを感じられる珈琲に出会えた事を大変嬉しく思っています。
感謝の気持ちでいっぱいです。
またいつか味わえる日を楽しみにしながら、日々大事に過ごしていこうと思います。

大変美味しい珈琲を本当にありがとうございました。
これからも素晴らしい珈琲に出会える事を楽しみにしております。


川端 千夏 様


こんにちは。

先日「ピンクブルボン2010」を購入した 川端千夏 と申します。
感動を伝えたい気持ちにかられ、メールをしました。 

私は現在、主人の仕事に帯同して、インドネシアのジャカルタに住んでいます。
かねてからコーヒーが好きでしたが、こちらで生活し始めてからは、更にコーヒー・タイムが自分にとって大事な時間となりました。

同じジャカルタ在住で、コーヒーの大好きな友人がおり、その友人とMi Cafetoのコーヒーを飲むのが最近のなによりの楽しみです。

昨年の一時帰国の際に、川島良彰さん のドキュメンタリーをJALの機内で拝見し、「こんなにコーヒーに気持ちをかけておられる方がいるんだ」、と驚き、グランクリュとピンクブルボンを飲ませていただきました。
体験したこともない味と薫りと感動は、今も忘れられません。

今回は、日本に住む家族へと思い、ピンクブルボンを購入しました。
遠く離れている家族に、ふだんは何もできないので、せめて美味しいコーヒーを味わってもらいたいと思いました。

次の一時帰国の際にはどのコーヒーと一緒に帰ろうかと今から考えています。
これからも、Mi Cafeto様の展開を楽しみにしています。

こちらは常夏ですが、日本も夏本番となり、暑い日が続くようですね。皆様お身体ご自愛ください。


S.K様


川島さんの想いの詰まったメッセージもじっくり読ませていただきました。コーヒーはすべて輸入に頼っているとは判っていても、日本では、ややもすると生産財ではなく消費財として、当たり前のように手に入れて味わってしまうものですね。見聞の量からして、同一の意識になれているとはとても思えませんが、川島さんの「買い支えたい」という思いを想像しながら、ありがたく戴きました。美味しかったのですが、美味しかったとかいう次元を超えたお届け物ですよね。

ピンク・ブルボンをご購入いただいたお客様です。


M.K様


ピンク・ブルボン届きましたので、さっそくいただきました。 これは本当においしいです!酸味が目立たず、ふくらみのある甘みと、意外にキレのある苦味がさわやかな香りと相まって、独特の味わいでした。砂糖やミルクでもなく、甘いものと一緒でもなく、コーヒーだけで味わうのに最高です。


主人の誕生日

Naomi Takimoto


Dear Mr. Kawashima

Finally, these beautiful bottles arrived.
My husband was so happy and excited to open the bottle.
We read the care direction together very carefully.
And, the moment he opened the cork, the aroma, which we've never experienced before, embraced us and we knew we would love this coffee.

Then we tasted it.
Wow. For a few moment, we both were silent.
Just to try catching all of the incredible aroma and taste with our at most senses. Hint of sourness first comes to our nostril then spread over our tongue, soon it's taken over by the roundly mild, yet deep taste of coffee. Freshness of beans. Carefully roasted.
We can tell those coffee were processed with great care and love.
All of the quality rushed to our pallet, and we both looked at each other, then smile all over our faces. Great coffee, we've never tasted before.
He loves it. We love it. I am glad to see my husband is happy.

I thank you again for letting us have this opportunity to taste your Grand Cru Café on my husband's birthday. It was truly special gift. A very special experience for both of us.

Your love for coffee touched us, and we are truly looking forward to visit your cellar.

So far, our plan to visit Japan may be in this fall, sometime around September or October.
Hopefully we can meet with you at that time to thank you in person.

In the meantime, have wonderful days and please take care.

Truly yours,


日本語訳

川島様

ついに、この美しいボトルが届きました。
主人は大喜びで興奮しながらボトルを開けました。
「お取扱上の注意」をじっくり読み、コルクを開けた瞬間、これまでに経験したことがないアロマが私たちを包みこみ、このコーヒーのとりこになる予感がしました。

そして実際に飲んでみると・・・
少しの間、私たちは口を開くことができませんでした。
感覚をフルに使って、この信じられないアロマとテイストを捉えようとしていたのです。
初めに酸味が私たちの鼻腔に届き、それから口の中に広がると、そこからすぐに、非常にまろやかなコーヒーの奥深いテイストが押し寄せてきました。
コーヒー豆の新鮮さ、そして丁寧な焙煎。
このコーヒーが非常に丁寧に心をこめてつくられたものであることが良く分かりました。
その品質の全てが私たちに押し寄せた後、お互いの目が合い、顔中に笑みが広がりました。
こんな素晴らしいコーヒーを私たちは今まで飲んだことがありません。
彼も私もこのコーヒーのとりこになりました。主人が喜んでくれ、私はとてもうれしいです。

主人の誕生日にあなたのGrand Cru Cafeを味わう機会を頂いたことに、もう一度お礼をお伝えします。私たち二人にとって、本当に特別な経験になりました。

あなたのコーヒーへの愛が私たちの心を打ちました。あなたのコーヒーセラーを訪ねることをとても楽しみにしています。

今のところ、秋に日本へ行く予定です。9月か10月になると思います。
その時に、貴方にお会いし、直に感謝をお伝えできればと思っています。

それまで、素晴らしい時を過ごされますように。
お体をご自愛ください。


ほんとうに伝えたいこと

株式会社フォローウインド 山下 史彦 様


「最高の畑の中の真に優れたコーヒーの樹から採れる最高品質のコーヒー豆を世に広めたい」 コーヒーハンター「Jose 川島」の情熱と理想からスタートしたミ・カフェートとグラン クリュ カフェ。

運命的な流れからミ・カフェートの起ち上げに参加させて頂くことになり、弊社では主にWebサイトを中心とした企画・制作と社内システム・ネットワークの構築を担うことになりました。
構想から一年でキックオフ。焙煎室や保管庫を携えた事務所の開設。そしてコーヒーハンターズ(http://www.coffeehunters.co.jp)とグラン クリュ カフェ(http://www.grand-cru-cafe.com/)、そしてミ・カフェートのサイト制作。
正直タイトなスケジュールであったにも関わらず成し遂げられたのも、ただ単に一つの案件として捉えるのではなく、やはり弊社スタッフの中でもなんとかこのプロジェクトを成功に導くお手伝いをしたい、という情熱があったからなのかもしれません。

初めて川島さんにお会いしてから、これまで幾度となくコーヒーへの想いや海外での貴重な体験談を聞く機会があり、ほんとうにコーヒーの事を真剣に考えている人なんだと印象付けられました。
そんな川島さんの理想を世に誕生させるために引き寄せられるように集まったメンバーと、一緒にお仕事をさせて頂くことができたのは、私たちにとっても非常に貴重な体験だったと思います。

グラン クリュ カフェは天与の樹々と称される厳選されたCafeto(コーヒーの樹)から実る厳選されたコーヒーの果実を、収獲、精選から焙煎まで一切の妥協を排し、品種本来の味と香りを体験できる珠玉の作品です。
美味しい、美味しくないは嗜好品なので個人差はあると思いますが、実際にその香り、口あたり、アフターフレーバーは、今まで口にしたコーヒーとは明らかに一線を画すものです。

Jose 川島が今までの経験や想いを全て集約させた自信の作品「グラン クリュ カフェ」。
コーヒーには実はこんな世界があるんだよ、って優しく教えてくれる「グラン クリュ カフェ」。
私は一人でも多くの人にこの貴重な経験を体験して欲しいと願っています。


もったいなくて飲めません

堀口 和代 様


ミ・カフェートさん、ありがとうございます。

こんなにおしゃれで美味しいコーヒーを飲んだのは初めてです!ボトルといい、ラベルといい、もちろんコーヒーの芳醇な香りといい、全てが一流中の超一流。

『コーヒーハンター』の著者、Jose川島さんプロデュースのコーヒーと聞き早速年間契約をして、昨年のお歳暮には味にうるさい友人やお世話になった方々へ贈りました。

他では絶対入手困難なコーヒーギフトに大感激、そしておしゃれなシャンパンボトルにコーヒー豆が入っているのに感嘆の声!全てブラック&ゴールドの高級感に包まれた一品はさすがにメディアにも取り上げられたコーヒーなんですね。

女性に喜ばれたのはかわいいサテンのポーチにコルクの栓、ミ・カフェートさんおすすめのフィルター用ペーパーが同梱されていたこと。細部にまでこだわった世界一美味しいコーヒーは本当に喜ばれました。

味にこだわりたい方、妥協しないで美味しいコーヒーを飲みたい方には絶対おすすめの一品です!今年も新しいコーヒー豆が入るのでしょうか?楽しみにしていますね!自宅用に届いた1本はもったいなくて飲めません・・・かっこいいから飾ってあります!

Grand Cru Cafeをご購入いただいたお客様です。


「グラン クリュ カフェ」をヒマラヤで飲む!

平川 隆一 様


そもそも人間は想像を絶するものに出会うと、畏怖と同時に愉悦を感じるもののようだ。サハラ砂漠に一人で立った時、アメリカ・インディアンに出会った時、そして 「本当のコーヒー」との出会いもまた想像を超える出来事であった。
それは27年前の中米、エル・サルバドルでのことだった。

クーンブ河岸

私はテレビの報道ドキュメンタリー番組のスタッフとして故・筑紫哲也氏と共に訪れたのだが、そこはゲリラと政府軍が死闘を繰り広げる戦場であった。
ホテルにいても毎日、爆発と銃声が響き、死体が街角に転がるという異様な状況であった。

その危険な内戦取材に通訳としてつきあってくれたのが、若き日の川島さんである。
彼は当時、世界三大コーヒー研究所の一つといわれた「エル・サルバドル国立コーヒー研究所」に留学中であった。

取材の合間に飲ませていただいた研究所のコーヒーは本当に衝撃的であった。
まるで紅茶のように澄み切っており、芳醇な香りのコーヒーであった。
もちろん砂糖やミルクを入れるのは論外で、思わずお代わりを求めてしまうほど軽やかであった。それまで飲んだどんなコーヒーとも違っていた。「本当のコーヒー」開眼である。

以来、帰国後も「本当のコーヒー」の味を求めて、生豆を探し、焙煎からやってはみたものの、あの時の味にはほど遠く、街の珈琲屋でも失望の繰り返しで、「本当のコーヒー」は幻と化していた。
しかしついに、川島さんのコーヒーハンターとしての長年の経験と努力の結晶ともいえる「グラン クリュ カフェ」と出会って、「本当のコーヒー」に再会できた思いがした。27年来の念願が果たされたのである。

縁あってこの秋、世界の最高峰エベレストを望むトレッキングに参加する事になったのも長年の念願を果たすためであったが、これは最高の場所で最高のコーヒーを飲めるチャンスではないかと思い至った。
まだ「グラン クリュ カフェ」発売の1週間前であったが、無理な注文を快く引き受けてくれ、出発の前日に、シャンパンボトルに入ったサン・セバスティアン農園の豆を手にすることができた。実にラッキーなことであった。


今回、山の装備に忍ばせたのはテルモスとワイヤー製の折りたたみ式ドリッパー、紙フィルター、それに雑味を防ぐために粉塵を除いた「グラン クリュ カフェ」の粗挽き粉だ。本当は山の上でお湯を沸かしてドリップしたいところだが、3,000mを超える高所では沸点が低いため、圧力鍋がないと無理なのであきらめた。

まずは関空からカトマンズまでのフライト中に飲めるようにと、グラン クリュ カフェを家で抽出し、テルモスに入れて空港に向かったのだが、早計であった。現実はそう甘くはない。国際線のセキュリティ・チェックにひっかかり、真夜中の空港で搭乗前に飲み干す羽目になってしまった。しかし、殺風景な検査場で、あたりに香ばしい匂いを漂わせながら優雅なひとときを味わえたのは不幸中の幸いと言うべきかもしれない。

エベレストを間近に見るためには、ベースキャンプに近いカラパタールの丘(高度5,500m)に登らなくてはならない。まずカトマンズから飛行機でルクラ(2,804m)まで飛び、その先はひたすら歩くしかない。いわゆる「エベレスト街道」と呼ばれるこのトレッキング・ルートは高度順応の滞留日も入れて往復12日間かかる。
トレッキングとは行っても高度3,000mから5,000mの高所を走破する難所である。

カトマンズからエベレスト街道入り口のルクラまではおよそ45分のフライトだが、搭乗するまでが一苦労だ。朝5時半にホテルを出て国内線の飛行場に向かったが、すでに世界中から集まった大勢の登山客が、大量の装備と共に詰めかけていた。
夜明け前の屋外で、白い息を吐きながら空港が開くのを辛抱強く待っているのだ。
いざ扉が開いてロビーに入っても、カウンターは、取り巻く人と荷物の山で近づくことすらできない。顔効きのエージェントの働きがなければ搭乗は不可能と思われるほどであった。

ツインオッター機

ようやく乗り込んだ18人乗りのツインオッター機はやたらに狭く、シートはキャンバスで、コックピットには扉もないという貨物便と兼用の飛行機だった。
シーズン中、一日40便も飛ぶ日があるという。しかし1ヶ月前には、ルクラ空港で着陸に失敗し、18人が死亡するという事故があったばかりなので乗客も心なしか不 安そうである。
シートベルトを締めても飛行機はいっこうに飛ばない。霧が出ているという。有視界飛行だから下界が見えないと飛べないのだ。パイロットもお茶を飲みに降りてしまったので、乗客はタラップを降りて日光浴だ。

ポーター

ようやく1時間後に離陸許可が出て出発。窓からは白く光るヒマラヤが見え、山が深く切れ込んでくる。ルクラ空港は山の中腹に作られているため、滑走路が傾斜しているという恐るべき空港だ。そこに2〜3分ごとに飛行機が発着するのだからスリルがある。無事着陸すると拍手と歓声がわいた。

ルクラでシェルパ族のガイドと落ち合い、いよいよトレッキング隊の出発である。テント、寝袋などの装備はヤクの背に乗せ、ポーター、コック、キッチンボーイは炊事に必要な鍋釜などの一切を背中のかごに入れて同行する。
私たちは水筒とカメラなどを背負うだけだが、すぐに重い荷物を背負ったポーター達に追い抜かれてしまう。子供の時から3,000m級の山々を走り回っている彼らの足にはとうてい追いつけない。彼らは宿営地に一足先について、テントを張って待っているのだ。


ナムチェ・ヤク

2日目にナムチェ(3,440m)に到着。シェルパ族の故郷で、この地方の交易の中心地でもある。家はすり鉢状の山肌に段々畑のように建っている。どこへ行くにも急な石段で息が切れる。この町で高所用の分厚いダウンジャケットをレンタルし、最初の難関、タンボチェ(3,867m)を目指す。

あいにくの霧で眺望はきかない。森林地帯を抜け、谷底に降りて川を渡って昼食をとる。そこからが高度差600mの急峻な坂道である。3,000mを超える高所での登りはきつい。行けども行けどもつづら折りの登りは終わらない。結局4時間かかって登り切り、タンボチェ寺院の極楽のような門を目にした時には本当にほっとした。
寺院で夕方の勤行を拝見して外に出ると、目の前に6,000m峰のタムセルク山がそびえ立ち、白い峰の上には月が出ていた。荘厳な夕景であった。

トレッキングでは毎朝6時に「モーニングティー、サー!」の声で起こされる。
英国式にテントで朝の紅茶を飲むのが一日のはじまりなのだ。
お湯は圧力鍋で沸かしているので十分に熱い。朝食の時にポットに入ったお湯が運ばれてくるので、コーヒーを淹れ、テルモスに詰める。

4,000mを超えると空気が薄く、高山病の兆候が出始める。酸素が平地の半分しかないので深い呼吸をしないとすぐに息苦しくなってしまう。
頭は重くなり、頭痛がして食欲もなくなる。夜は二重にした羽毛シェラフに潜り込み湯たんぽで暖めるが、夜中に何度もトイレに通うため、睡眠不足になりがちだ。
同行者にも障害が出始めた。
ついに4,400mのディンボチェで二人がダウン。一人はチェーン・ブレスの危険な兆候が出たので救援ヘリを要請し、カトマンズの病院に運ばれる事態となった。
もう一人は熱と咳が出て肺炎が疑われたので、病院のある村で待機することになった。


何とか高度に順応した我々はクーンブ氷河を目指して川沿いのルートを遡る。
最終目的地カラパタールまではまだ3日かかる。
5,000mを超えると山に緑はない。森林限界線を越えたのだ。
クーンブ川の段丘に出ると視界は広く、回りには6,000m級の白い峰々がそびえ立っている。空は恐ろしいほど青く、空気は澄み切っている。

この快適な場所で薫り高いグラン クリュ カフェをじっくり味わうことにした。絶景の中で飲むグラン クリュ カフェは格別においしく感じられた。熱いコーヒーが疲れた体に染み渡り、緊張を解いてくれる。酸素不足の脳も覚醒されたように溌剌としてくる。生きていることを実感できた至福のひとときであった。

プモリ

クーンブ氷河の上に出るため、モレーン(氷河の堆積物)を越えなければならない。
ようやく氷河の上に出てからも大岩がごろごろしたアップダウンのきつい道が続く。
空気はさらに薄くなり、何をするにも、のろのろとスローになる。
頭はぼーっとしてコーヒーを入れる気力もない。
最後のキャンプ地はゴラクシェプ(5,150m)であった。テントの後ろにはヌプツェ山(7,879m)の西陵が間近に迫り、迫力がある。さすがにヒマラヤの深奥部である。
翌朝、4時半に起きてカラパタールを目指す。荷物を持たずに空身で出発のため、テルモスは断念した。気温-5℃。寒さで手足がしびれるが急勾配の斜面を這うようにして登る。7時丁度に頂上にたどり着ついた。
目の前には秀麗なプモリ山(7,165m)の山肌が朝日に照り映えて誘惑的だ。
足下にはクーンブ氷河が荒々しい姿で横たわり、その向こうに他の山を圧するように荘厳なエベレスト(8,848m)がひときわ高くぬきんでて、朝日に輝いていた。

エベレスト朝日

頂上では時々、登山者の歓声が上がる。感動を押さえきれないのだ。
遙かに続くヒマラヤの山々を見ていると、一瞬、情念がすべて洗い流され、癒されるような感情に包み込まれた。私は巡礼者になったような気持ちで、思わすプモリ山に向かって手を合わせ、ここに導いてくれたすべてのものに感謝を捧げた。
想像を絶するものに出会った畏怖と感動がそうさせたのだと思う。

新商品「ハイブリッド パカマラ」グアテマラのサン・セバスティアン農園からパカマラが届きました!!


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2010年の夏は、ピンク・ブルボンでアイスコーヒー「Cafe Frio」

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